ただの店・ただのアトリエ|2024.12.14
2025.1.13
ACKTの拠点「さえき洋品●(てん)」のプログラム、「ただの店」の活動を紹介します。
12月14日に、さえき洋品●にて、ただのアトリエが開催されました。

ただのアトリエ、外観
肌寒さが感じられる、晴れた師走の週末。近くの公園のイチョウの木は黄色く色づいて落葉していました。
今日のあそび
この日のテーマは「ラミネーターであそぼう」です。色紙や落ち葉をラミネートフィルムに入れて絵を作ります。作ったものを型に沿って切り抜いたりして、飾りを作って遊びます。さえき洋品●の入り口は、作られた飾りで彩られていました。
ラミネートを作るすみさん
アトリエ当番のすみさんは当日、いろいろな色の落ち葉を拾ってきて、ラミネートを作っていました。黄色いいちょうや、まだ緑色の葉や、色が赤く変わった桜を挟んで、秋から冬の暖かい色のラミネートが出来上がります。「春も綺麗ですけど、桜は秋も紅葉して綺麗ですよね」とすみさん。
入り口に飾られた色とり鳥と電車
ただのアトリエは、手を動かして自由に作ることを楽しむ場所です。「どうしても美術教育の中だと時間がなかったり、制限があるので。単に材料に触れたり、何かを作る場所を作りたいんです」。手を動かしながら、ただのアトリエへの思いを聞きました。

色とり鳥
「これ、色とり鳥って言います」と出来上がったものを見せてもらいました。先ほどできたラミネートを切って、一羽の鳥が出来上がりました。以前、ワークショップでも作ったことがあるという「色とり鳥」。他の方と作るときは、対話的なものづくりになるように意識している、とききます。「『どんな気分?』と聞くことから色や材料を選んだり、出来上がった色から切り抜く型を一緒に考えたりします」鳥の他にも、いくつかの動物の方がありました。
筆者の描いた絵
筆者もラミネートフィルムを使って絵を作ってみました。「熱でくっつけるので、クレヨンが溶けて面白いですよ」すみさんから、ラミネートフィルムにクレヨンで絵を描くことについて教えてもらいました。
筆者は、言葉と花が好きなので、今日聞いた言葉やこの活動の言葉、そして花をクレヨンで描きました。機械を通して、ラミネートを作ると濃く描いた「さえき洋品●」の「●」の字が溶けて垂れたり、花びらの色が混ざっていました。筆者はよくクレヨンで絵を描くのですが、熱を当てると液体っぽい質感に変化するのは新鮮な発見でした!すみさんも「文字書くの面白い!できる影もいいですね!」と言っていました。
筆者の絵をみるすみさん
絵を描くことやものを作ることには、うまく作らないと、という思いがあってどうしても肩肘張ってしまいます。ですがリラックスして、ただ手を動かすことで絵を描くことや材料への新しい発見が得られます。筆者はクレヨンを熱を使って描く方法を知ったり、絵として文字を書くことが自分は好きだと改めて知ることができました。
ただのアトリエ、次回の開催は2月8日に開催です。
text,photo:Taiki SEKIGUCHI